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GSOMIA破棄撤回!? 「ホワイト国除外撤回なら」韓国の思惑とは?

先日、韓国がGSOMIA破棄を表明しましたが、その破棄決定を巡り26日韓国の李洛淵首相は、協定は11月下旬まで有効とした上で、それまでに日本が一連の輸出規制強化措置を撤回すれば、韓国も破棄決定を再検討することが望ましいと、国会で答弁しました。

条件次第では協議維持の用意がある意向を示しており、日本の動向を伺う姿勢が見受けられますね。

そもそも、 GSOMIAって何・・・から私も始まったのですが、いろいろ調べていくうちに分かったことや、両国の思惑についての個人的見解が見えてきたので記事にしようと思います。

GSOMIAって何

私もそこから入りました。まず、GSOMIAってなんぞやと。

GSOMIAとは・・・
軍事情報に関する包括的保全協定で、同盟など親しい関係にある2国あるいは複数国間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定。(wiki調べ)とされています。

身近なものに例えると、野球の試合直前にメンバーのポジションや能力、最近の成績などを相手に共有するような感じですね。

互いに敵チームであれば話は別ですが、同盟なのでもし連合チームを組むとなったときに、これらを事前に共有しておくことにより、ベストメンバーを組むことができるというように、必要なことですよね。

例えのように、GSOMIAは第3国が戦争や一方的な攻撃を仕掛けてきたときに、同盟関係であり信頼し合えている国同士が協力できるように、この輪のうちの中だけで重要な情報をお互いに共有しておきましょうというような約束になります。

GSOMIAを破棄する理由は?

上記で記述したように、昨今北朝鮮のミサイル問題があるように、「いつ何時どこで何が起こるかわからない」世の中で、この協定を破棄する決断をした韓国ですが、”なぜ破棄する決断に至ったか”を考えます。

GSOMIAを破棄する決断をした理由

韓国がGSOMIAを破棄した理由として一番言われているのが 「ホワイト国除外」です。


不利益を被ったと考えた韓国は日本に対し、日本製品不買運動反日デモを行いましたが、日本が態度を改める様子が無いため、強行策に出たのだと推測します。

韓国のホワイト国除外は"制裁"ではないので、貿易管理状況を是正すれば規定に則ってホワイト国と再び認定されるのですが、その認識に差異が生じてしまったのでしょうか。

しかし、この決定は韓国側のデメリットの方が大きく、政界や世論では「自殺行為」だと言われています。

なお、GSOMIA破棄が決定しても日本には大きな影響が無いため、それによりホワイト国除外を撤回する事はありませんので、ただの自傷行為に終わる可能性が高いのです。

GSOMIAを破棄するとどうなるの?

上の記述にて、韓国のGSOMIA破棄決定は自殺行為と表現しましたが、実際に韓国がGSOMIAを破棄した結果、両国にどのような影響があるのかを考えてみましょう。

日韓の軍事情報包括保護協定は、北朝鮮の脅威に対して日韓の双方が機密情報をやり取りしてルールを定めていました。

今回の破棄決定においては、アメリカの延長要求を無視して強行していますので、今後は日韓のみならずアメリカを含む三ヶ国の安全保障に支障が生じる可能性もあり、韓米の安全保障にも影響がでると考えます。

韓国は非常に危険な状態に陥るということですね。

今後の見解

日本はこれらの動きに対して、メディアは連日報道していますが国の動きとしてどちらかといえば静観しているように見えます。

文在寅大統領の最近の動きは "暴挙" といっても過言ではないので、これからの動きに注目するとともに、今韓国が大事なのは敵国を増やさない事だと個人的には考えています。

次の言動や動向がキーになってくることと思いますので、これからも注目していきたいと思います。

まとめ

今年のGWに「お正月は韓国に旅行しよう」と考えていた矢先の関係悪化だったので個人的にはすごくショックです。
結果的にタイに行く事になり、出費も倍になったので倍ショックでしょうか・・・。
お互い隣国なので仲良くしてほしいなというのが率直な意見ですがなかなかそうはいかないんですね。